更年期障害

更年期障害とは、様々な⾝体的・精神的な不調であり、⾃律神経失調症を中⼼とする不定愁訴(⾝体的・精神的違和感)が組合わさったものです。
⼤きなポイントは、他に疾患が存在せず、検査では異常が認められないことです。
更年期障害は、エストロゲンという卵巣ホルモン(⼥性ホルモン)の低下に伴う⾃律神経系失調症状と情緒不安定、うつ状態などを中⼼とする精神神経症状などを主な症状として現れます。
更年期障害は卵巣機能低下に伴う⾝体的な要因、⼏帳⾯や完璧主義などの⼼理的な要因、家族の介護や⼦どもの親離れ、夫や社会との関係など様々な社会的要因が複雑に絡み合い、症状の程度に影響するために個⼈差が⼤きいと考えられます。

・⾎管運動神経症状
(⼥性ホルモンの失調に関連した⾃律神経失調症状)
体や顔が⽕照る、汗をかきやすい、腰や⼿⾜が冷える、息切れや動悸がする、頭痛、めまいがするなど
・精神神経症状
不眠(寝つきが悪い、または眠りが浅い)、怒りやすくすぐイライラする、くよくよしたり、憂鬱になることがあるなど
・その他の症状
疲れやすい、肩こり、腰痛、⼿⾜の痛みがある、吐き気がするなど

その他にエストロゲンという卵巣ホルモン(⼥性ホルモン)は⽉経周期に対する作⽤、⾻に対する作⽤、脂質代謝・
⾎圧調整・糖代謝に対する作⽤、膣・膀胱・尿道に対する作⽤、⽪膚に対する作⽤、脳⾎流量や記憶・認知能⼒に対する
作⽤があるために、エストロゲンが低下することにより、様々な症状が現れやすくなります。
1.⽉経周期が不順となり、⽉経⾎量も増減したりと変化が起こり、やがて停⽌する
2.⾻量が減少する(⾻粗鬆症(こつそしょうしょう))
3.HDLコレステロールの低下、LDLコレステロール・⾎清総コレステロールの上昇を影響をきたしやすい。
4.帯下(おりもの)の増加や膣の感染症が起こりやすい
5.尿失禁や頻尿が起こりやすい
6.⽪膚が萎縮しやすくなり、乾燥感や掻痒感が現れやすい
7.もの忘れや集中⼒の⽋如を伴いやすい

若葉クリニック

精神科 心療内科

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